漫画家志望の人はコミティアに行こう!

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漫画家志望の人はコミティアに行くとチャンスに出会えるかも知れません。

というのも、新人発掘に熱心なマンガ雑誌編集者は、投稿作品を待つだけでなくpixivやコミティアなどのSNSや同人誌即売会をチェックして新人の発掘に余念がないからです。

コミティアとは?

COMITIA(コミティア)とは、コミティア実行委員会により東京で年4回(概ね2月、5月、8月、11月)開催される「創作(オリジナル)」のジャンルに限定した同人誌即売会である。
実行委員会は”自主制作漫画誌展示即売会”と称している。
略称はティア。
第1回開催は1984年11月18日、会場は練馬産業会館であった。
wikipediaより引用

pixivは創作よりも二次創作(連載されているマンガキャラのイラストなど)が中心ですが、コミティアはオリジナルの創作(オリジナル)専門の同人誌即売会なので、マンガ雑誌編集者にとっては投稿してこない作家のオリジナル作品が読めるチャンスになっています。

また、マンガ雑誌などの出版社が、コミティアの会場でマンガやイラスト等の持込を受け付ける「出張マンガ編集部」という企画も実施していて気軽にプロの編集者のアドバイスを聞くことが出来る人気企画になっています。

出張マンガ編集部

2016年10月に開催されたコミティアでは、集英社・小学館・講談社・秋田書店などの大手出版社をはじめとして、100誌以上のマンガ雑誌の編集者が参加しています。

出張して来てくれているとは言え、心理的にハードルが高いので「持ち込みする人は少ないのでは?」と思っていましたが、実際はかなりの順番待ちが発生しているそうです。

あと、作品を見てもらうには申請書類(住所・氏名・年齢・電話番号など)を書かないといけなかったりして、意外と気楽に見てもらえる環境ではないようです。

ただ、申請書類を書くのは、才能のある作家を見つけた時のために事前に連絡先を押さえておくためだと思います。

「バクマン。」の2巻で週刊少年ジャンプ編集者の服部さんが言っていたように、才能があると思った作家は、すぐに原稿を押さえて他の出版社から連絡を取れないようにする等の対策をしているんでしょうね。
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まとめ

漫画化を目指している人は作品を描きためていると思いますが、その作品を雑誌の漫画賞などに投稿すると、その結果が出るまでは他の雑誌に投稿できないことが大半です。

連載したいと思う漫画雑誌があると思いますが、本当にその雑誌が自分に合っているか分かりませんし、デビューするのに一番大切なのは一緒に作品を作り上げていく編集者です。

自分とあった編集者を見つけるためにも、1つの作品で複数の編集者の意見が聞ける「出張マンガ編集部」の様な企画をドンドン活用していけば良いと思います。

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