マンガ雑誌「モーニング」が募集している新人賞「THE GATE」の公式Twitterで、第3回の応募状況を公表してくれています。
応募作全262作品の内訳を明かします。漫画原稿が60本。ネーム原作が34本。絵画が1枚。そして文章原作167本です。これが実態。漫画家志望のみなさま、こんなに美味しい賞は他にないですよ。60本の中から10本はDモーニングに掲載され、3本は週刊モーニングに載るんですよ!すごい!
— モーニング新人賞THE GATE (@MORNING_THEGATE) 2016年6月21日
公式Twitterによると、応募総数が262作品で、その内訳は下記との事です。
漫画原稿 :60本
ネーム原作:34本
絵画 :1枚
文章原作 :167本
絵画って・・・!?
応募作品のうち、約63%が文章原稿での応募で、ネーム原稿を合わせると、約77%がマンガ原稿以外での応募になります。
やはりマンガを書くハードルは高いけど「文章なら、なんとかなる」と思っている人が多いんでしょうね。(私もそのクチですが。。。)
しかし最終選考の結果を見ると、圧倒的に応募数が多いにもかかわらず、一次選考を通過した作品(24作品)のうち、文章原作は1本だけでした。
ここからも、文章原作で受賞する難しさがわかります。
参考までに第1回から3回までの応募総数と、原作作品の一次選考の通過数は下記になります。
応募総数
第1回応募総数:392本
第2回応募総数:272本
第3回応募総数:262本
原作作品の一次選考通過数
第1回通過数:0本
第2回通過数:2本
第3回通過数:1本
いや、本当に厳しいですね。。。
通過した原作も文章原稿かネーム原稿かは記載されていませんので、文章原稿で一次選考を通過した作品があるかどうかもわかりませんし。。。(ネーム原稿な気がします)
審査する側(マンガ編集者)の視点から言えば、マンガ原稿やネームに慣れているので、文章原稿はあらすじの時点で「読んでみたい!」と思わせなければ、どこまでちゃんと読まれているかも不明ですね。
ただ、力づけられるツイートもありました。
新人漫画賞「THE GATE」の1次選考を終えました! 全262作品中、24本が2次選考へと進みました。落選された方にも多数に新規担当が付きましたので近々、打ち合わせの連絡が行きます。嬉しいことに63歳の方にも担当が付きました。https://t.co/52XGLjCD5V
— モーニング新人賞THE GATE (@MORNING_THEGATE) 2016年6月21日
マンガ投稿の方だと思いますが、63歳の方にも担当が付いたとの事です。
こんな情報を知ると「もっと頑張ってみよう!」とやる気が出てきました。