マンガ原作の作り方について学べる「マンガ原作入門講座」がグルーポンで2,500円(88%off)で販売されているのを見つけましたので紹介します。
マンガ原作入門講座とは?
グルーポンの説明によると下記のような講座との事です。
「マンガ原作入門講座」ではこれから漫画家を志す人へ、まずどのような業界か、商業で漫画家になるにはどのような道のりがあるのか、これまでの雑誌の編集部だけでなく、電子出版のみを扱うマンガ編集部も増えています。最新の現状を解説し、そしてどの道が自分に適しているのかご一緒に考える、そんな講座です。また一度は漫画家を志し、でも物語作りが上手くいかず、挫折してしまった…もしくは心折れかけている…そんな方も、もう一度夢を叶えるため、新たな作戦をぜひご一緒に考えましょう。
要約すると、これから漫画家を志す人に向けた講座で、まずは漫画業界の説明と漫画家になるにはどのような道のりがあるかを説明してくれる講座の様です。
マンガ原作入門講座のスケジュールと内容
12時45分:現地集合
13時00分:講義「マンガ原作入門講座」
・自己紹介
・マンガの現場の基礎知識
・遠回りしない商業漫画家への七つのポイント
14時00分:質疑応答
14時30分:アイデア出し実践
15時00分:終了
質疑応答では、下記のような内容に答えてくれるとの事です。
・私の場合どのような漫画家への道が適しているの?
・作風がまだ決まってないときにどんな作品が向いているの?
・どのような雑誌、出版社を選べばいいの?
・うまくいかない編集者の対策は?など、、、
講師について
講師:ごとう準平さん
Twitterの自己紹介は下記になります。
10年間に渡り小学館サンデー編集部に通いネームの構造を研究し、同時に出版社のメソッドを得る。
代表作は『銀塩少年』(SSC全4巻)
近年その成果を活かし各所で講座を開催、年間100を超える作品を生みだし、多くの漫画賞受賞作や連載作家を輩出する。
2015年11月『東京ネームタンク』始動。
「サンデー編集部に通いネームの構造を研究」って何だよ!と最初は思いましたが、コミックスが4冊出版されている実績のある漫画家さんでした。
ネームに関してレクチャーをする講座を定期開催しているようなので、講師としての経験も豊富そうです。
wikiの情報によると、TBSアナウンサーの高畑百合子さんと、お笑いコンビ「しずる」の村上純さんは、高校の同級生だそうです。
そっちの方が驚きましたが。
※グルーポンの説明では「ごとう準平」さんと記載されていますが、本当は「ごとう隼平」さんの様です。
感想
個人的にはおもしろそうですし、値段もそれほど高くないので買ってみてもいいかなと思いますが、何点か気になった点があります。
1)時間が短すぎ
上記のスケジュールにも記載していますが、講義1時間、質疑応答30分、ネームだし実践30分の合計2時間は短すぎると思います。
最初の1時間の講義では、ネームの描き方の基本くらいしか話ができないので、ほとんど身に付くノウハウは無いような気がします。
2)開催日時が参加しにくい
定期的に開催されているのが火曜日と木曜日の13:00~15:00なので、普通のサラリーマンの人は会社を休まないといけないのが難点です。
土・日も開催されているようですが、19:00~21:00の不定期開催との事なので、クーポンを購入しても参加できない可能性があります。(しかも3日前までに要予約)
3)教室が狭い
グルーポンのページに載っている場所が教室だと思うのですが、この場所で満席になったら、狭すぎて勉強に集中できない気がします。
講座を受ける教室というよりも、料理教室のような印象を受けました。
まとめ
講師として石井貴士さんが記載されていますが、おそらく「電子書籍入門講座」の担当だと思いますので、上記の「講師について」では記載しませんでした。
グルーポンの説明では、
「社長兼講師の石井貴士氏は、大学卒業後アナウンサーとしてご活躍した後、一念発起し退職。世界一周旅行や心理カウンセラー資格を取得などを経て同社を起業されました。」
と記載されていますが、シリーズで10冊ほど出版された「一分間勉強法」の作者の方です。
実際に出版経験もある方なので、自分で書いた本を自己出版したい人には良いかもしれません。
ただ、1時間の講義でどれだけ身につくかは謎ですが。